交通事故において工学的な鑑定書に基づく主張を判断した判例

交通事故において工学的な鑑定書に基づく主張を判断した判例

名古屋地方裁判所 平成24年(レ)第536号(一部認容)

交差点を直進した車両と、その右隣の車線で交差点を右折進行した車両との接触事故において、過失割合が問題となった事件。
双方とも無過失を主張し、裁判の中で、 相手方から、相手方の主張に沿った複数の鑑定書が提出されていたが、相手の過失が9割と認められた。
相手方から工学的な見地から鑑定書が提出されていたものの、当方側も専門家と協議の上鑑定書に反論をしたところ、 当方が主張する事故態様に沿った過失割合が認定した判決である。


掲載:
ウエストロー・ジャパン